事情があって交換を行ったので調べたポイントを備忘メモ。次回があるかわからないけど、SSDの型式などなどどこを調べるかから分からなかったので記録に。
*事前の情報収集が全てといっても。あとはハズレを引かない運。
*交換後の速度や耐久性もあるけど、まずは交換して認識されるまでいかないと話にならない。
●そもそも交換できるか
ノートPCによっては交換自体できな機種もあり。最近のMacはできないので購入時によく吟味する。Windows機は交換できるらしい?
あとは自分の技術で交換できそうか、というのもいろんな書き込み等を見て検討しておく。
●SSDの型
・型
NVMeとかSATAとか何種類かあるので合うやつを探す。相性や推奨など、過去に交換した人の書き込みを探しまくる。絞ったらメーカーの公式サイトでいろいろ確認する。
最新スペックが気になったとして発熱問題とかで避けた方がよい場合もあるらしい。
・入手性/価格
古いノートPCのSSDを交換したい場合、書き込みとか見て条件に合うやつを見つけたとしても今現在まだ販売中かは怪しい。かつ販売中だとして希少性?からかなぜか高額になっていたり。
・バージョン
ぱっと見一緒でもバージョン(PCIe Gen3とかGen4)の相性で実は使えないとかもあり。古いノートPCはGen4だと認識しない、など。
・片面/両面
基盤の両面にパーツがくっついているタイプもある。両面だと分厚くなるので狭い取り付け位置だと入らない。はまっても裏蓋が閉まらないとかありそう。なので片面だけのタイプが無難ぽい。
●変換アダプター
今回のMacでの交換には必要だった。Winはいらなそうだけど要確認。
サードパーティの怪しくみえるパーツが無数にあるのでそこから書き込みや勘を頼りに相性のよいのを探す。購入後もハズレがあったり。
●特殊な工具
ドライバーでノートPCの裏を開けるけど、ネジの形がいろいろ。Macはプラスドライバーとかよくある形ではなく、ツノが5個の星型ネジとツノが6個のネジが登場した。
いろんな先端が入っているセットを購入し、無事交換できた。がこの先使うことあるのかな。
●OS、ファームウェア
交換する時点のOSとファーム、交換したいSSDが対応するOSとファームを気にしておく。
必要に応じてUSBメモリとかに起動用とかアップデート用を用意しておく。
今回のMacではTime Machineから復元したのでUSBメモリでの準備は一切やらなかった。
●ベンチマーク
ベンチマークやらベンチスコアやらの読み書き速度は数値では気にしてないので交換前に計測しなかった。せっかくなのでやっておいてもよかったかもだけど、体感で問題ないのでとりあえずよし。
●フォーマット
交換直後に確認した際は見事に認識していなくてかなり焦った。動画で手順紹介されていた方が言及されてたのでそこでフォーマットが必要なことに気づく。確かに言われてみれば新品のディスクをどの様式で使うかを指定するのが必要な訳で。
いろんなサイトで交換手順を確認していたけどフォーマットについて書かれているサイトはなかった。当たり前すぎて端折っていた…?
●今回の交換について(実際にやったこと)
細かい手順はいろんなサイトに親切丁寧に画像付きで載っているので割愛。
<本体>
・機種:MacBook Pro (Retina, 13-inch, Early 2015)
・OS:macOS Catalina 10.15.7
<交換前後のSSD容量>
・512GB→1TB
<新たに用意したもの>
・SSD:トランセンドの1TBのにしてみた。15,000円くらい。SNS上の口コミなどを頼りに実績もありそうで、現在手に入る中からこちらをチョイス。届いてから気づいたけど片面だった。
型番→Transcend M.2 SSD 1TB NVMe 1.3準拠 PCIe Gen3 ×4 3D NAND TS1TMTE220S
・アダプター:Amazonに無数にあって大きくはSSDとほぼ同サイズのモノor今回購入した先端だけの小さいサイズのモノ。相性があるので口コミなど色々見まくってこちらに。とりあえず動いているのでよかった。1,400円ほど。
型番→Sintech NGFF M.2 nVME SSDアダプターカード MacBook Air(2013-2016年)およびMacBook PRO(2013-2015年後期)用 (ブラック) (2013a(アダプターのみ))
・ドライバーセット:こちらも無数にあってどれでもよさそうな気がしたので勘でこちらに。特に問題なく使えた。
●交換時に焦ったポイント3点
・バッテリーコネクターが固くてなかなかはずれない
Macの裏蓋をはずし、まずは「バッテリーコネクター」なるものをはずそうとしたら固くて苦労した。樹脂製のオープナー、ヘラみたいなのがあるとよいかも。
当作業は交換中に通電しないようにするための念のための手順らしい。どのサイトの手順にも記載あり。あまりに外れないのでもう外さずに交換しちゃおうかと一瞬よぎったけど、何かあったら本体ごとご臨終になりかねないのでがんばって外した。
↑こういうヘラもセットになったやつにしとけばよかったのかも。ピンセットやブラシまで入ってる…!
・フォーマットしてなくて認識されない
前述の通り。ただし手順の手戻りはなくてよかった。フォーマット後は普通にTime Machineから復元できたので。
もしフォーマットしても認識しないとかだと原因究明でさらに時間も労力も。。考えたくない。とりあえず用意したモノの初期不良や相性含めてラッキーだった。
あと起動ディスクを作らなくてよいのでTime Machine機能は楽。ちなみに500GB弱を復元するのに20時間と表示されたけど実際3時間ほどだった。
・確認コードが認識されない
Time Machineからの復元後、確認コードを入力するくだりにて。メールに送られてきたコードを打ってるのになぜか認識されず。日本語入力とか英数とか切り替えてたら何回目かで成功。地味にあせった。
いろいろあったけど無事使えてるので一安心。スピードや耐久性はまだ様子見。
あと交換前まで使っていたMac純正SSDをどうするか。しばらく保管して交換後の方で問題なければもう使うことはなさそう。512GBとそこそこの容量なのでケースに入れて外付け化したいと思ったけどどのケースがよいのか。調べ方など知っている方いたら教えてください…。