「あの子を解き放て!」
「黙れ小僧!」
ということで、もののけ姫のサンのフィギュア制作記録です。
フエラムネのおまけを使ったツイッター上でのコンテンスト「フエコン」に乗っかってみようと作ってみた2作目です。
こんにちは、ゴズワークス(@gozworks)です。
はりつめた〜ふふふーん♪
お絵かきソフトでイメージを固める
いつものお絵かきソフト(メディバンペイント)でざっくり落描きからスタート。できあいの犬(フエラムネのおまけ犬)をモロに見立てるので、写真を撮って重ね合わせて描いていきます。
今回はおまけ犬用だけど、犬神モロもイチから作ってみたくなりました🙄
↑おまけ犬を写真に撮ってその上から描いてみた。右はじの色塗ったのはいい具合に描けたかも
フエラムネは相当昔からあるようで、しかもお値段税込み65円ほど。ラムネはおいしいし、おまけ何が出るかのどきどきも楽しめるし、今回みたいに改造もできちゃう最高のお菓子です。
↑Amazonにもあった。まだコーラとぶどうしか食べたことないので他もトライしたい😋
↑一度開けるとみるみる減っていくラムネ(おいしいので)
右上はフエコンで鬼門とされているコマ(ついに出ました)
箱の絵柄もいいよね(左上の赤いやつ)
ZBrushでモデリング
お絵かきソフトで描いた画像を取り込み、下に透かして球体とかポンポン配置していきます。
↑スポットライト機能を使って下絵(画像)を配置
↑下絵は薄くしたり濃くしたり、透明度を変更できる
↑頭部には球体、上半身には立方体、腕や脚には円筒を、サイズを変えつつどんどん置いていく
↑犬にまたがるサン(どこが?)
↑これならどうでしょう!?(だめです)
↑ちょっとずつ整えていく
↑なんだか体操服着た小学生みたい…運動会かな
↑小物を付け足して完成とします
↑うしろのモフモフがどう出力されるか
↑上から見たところ
作ってて気づいたけどサンのお面て2種類あるのかな。普通のと半分のと。今度金曜ロードショーでやったらじっくり見てみよう。今回はフルの普通のお面にしてみました。
3Dプリンターで出力
ディスプレイの前におまけ犬をかざしてイメージの確認。
↑指でつまんでる
↑高さ30mm(槍は別)にしてデータ書き出し
本体と槍の2パーツ構成です。
ZBrushはサイズを正確に算出できないので横に立方体を置いて、だいたいモデルと大きさを合わせておきます。そして、この立方体に出力したいサイズを指定します。今回はこの立方体に「30mm」と指定。
すると本体の高さが30mmで出力される、という感じなのです。
↑サイズの指定は、Zプラグイン→3Dプリントハブ→サイズを入力→サイズ比率の更新(先にサブツールでこの立方体を選択しておく)
サイズ比率を合わせたらSTL形式で書き出します。
スライサーソフトでもサイズ指定できるけどZBrush内でも一応できるよってことで。
↑いつものスライサーソフト(ChiTuBOX)で出力するためにサポートを取り付ける
STL形式のファイルをChiTuBoxでサポート付け&スライスして、USBメモリへ保存。
USBメモリを3Dプリンターに挿して出力開始。
↑出力が終わりました。1時間20分くらいだったかな。SK水洗いレジン、白
↑ためしに合わせてみたところ。おまけ犬とのフィット感は一発でどんぴしゃでした
若干右手が不自然だけどさくっと終わらせたいのでこのまま塗装に入ります。
↑使用している3Dプリンターは「ELEGOO Mars2」(Amazonではなぜか2個ヒットします)と、
その他関連グッズ
アクリル絵具で塗装
塗装はアクリルガッシュで、少しファレホも使いました。筆塗りです。
↑塗り途中の写真撮ってないのでいきなり完成
↑木製キューブは100均の。草もZBrushで作って出力したもの
↑いい感じな気がします
↑背中の羽根もいいと思う
↑前に作っていたブレーメンの音楽隊と並びショット
↑ターナー アクリルガッシュを使用しています
まとめ
いい具合にまとまったし、ZBrushの練習にもなったし。さくっと作ってみてよかったです。
背中の羽根のモフモフな表現とかは今後生きそうです。2次創作ゆえにやってみようと思ったところなので。オリジナルだと「これはこういうものなの」で他の表現に逃げて済ませられるので2次創作の恩恵ですね。
↑今回作るのに画像検索しまくってたら本編見返したくなったー
↑フエコン参加作品としてツイート
↑こちらは1作目「ブレーメンの音楽隊」のツイート(2つとも同じ犬だったのです。色も一緒😅)